ライジングインパクトといっしょ

 ゲボお久しぶりの更新です。

 鈴木央作品でこれまでいくつか曲を作ってきてて、けど、やっぱり一番作りたかったのはライジングインパクトの曲で。けど、どんな曲がいいのかってのが全然思いつかなくて。そんな折タマ子さんのアリアの漫画を読み、何かが盛り上がって、盛り上がりまくって。そうしたらもうタマ子さんを巻き込んでなんかしたくて仕方なくなりました。結果↓

 このような動画を作る事が出来ました。タマ子さんに最大限の感謝を。

 そして、この曲の公開に伴ってライジングインパクトのSSサイト「王国 -camelot-」を移転しました(http://risingimpact.seesaa.net/)。移転に際し、2007年冬コミに掲載した連作SS「I'm Home, Welcome Back」も補完して。ついでに言えば上記動画はSSの内容とかなり密接にリンクさせていますので、一通り読んでいただいた後に改めて曲に戻って頂けると、また感じ方が変わってくるんじゃないかな、と思います。その辺は、ちょっと作った人間にはどれだけ感じとってもらえるかが未知数でw


 にしても、今度の二月でライジングインパクトの最終回掲載から10年です。早いですね。

鈴木央/金剛番長11

金剛番長 11 (少年サンデーコミックス)

金剛番長 11 (少年サンデーコミックス)

「番長」とか「漢」って概念をもっと大切に扱ってほしかったよなぁ、という感想。なんだろなぁ、この辺を大切に扱っててくれれば、バクマンで言う「シリアスな笑い」が最後まで貫かれてくれたように思うのよね。

しかし改めて読むとマシン辺りの絵づら的なカッコよさが半端ないな! この人の絵柄って地に足ついた構図向きじゃないよね。絶対的にドラゴンボールチックな世界観向き。もしくは、それこそフィギュアスケートやバレエみたいな方向。だからブリザードアクセルの作画、僕君終盤の作画、ウルトラレッドの閃対友なんかがすごく好き。似たような理由でライジングインパクトのスイングシーンも好きだし。

なんだろ、もうこの世に重力ってもんがあること忘れたほうがこのひとは幸せになれるんじゃないかな!

原泰久/キングダム18

キングダム 18 (ヤングジャンプコミックス)

キングダム 18 (ヤングジャンプコミックス)

城攻め→略奪行為への怒り、というここ最近の中では最も燃えた展開が読めて幸せ。というかそれ以外にも太后と呂不偉との密通とかかなり充実した巻だなー、と。にしたってこの人の描くセックスシーンはエロくないなとことん!

しかし相変わらずたるい! 局地局地にえっらい面白いエピソードが入るし、また通しで読むと面白いのは確かなんだが、無駄に進行が遅い! なんでこうも重いんだろうなぁこの漫画。

澤井健/サーフサイドハイスクール3

サーフサイドハイスクール 3 (レアミクス コミックス)

サーフサイドハイスクール 3 (レアミクス コミックス)

どんどん細やかになってって、もうすでにこれギャグ漫画じゃねえだろという勢い。ラストを飾る書き下ろしは、嬉しいと思う反面もう絵柄が全く変わっちゃってちょっとさみしいよなー、とか。何にせよ、いっそ文学的とすら読んでもいいんじゃねえのというこのラスト近辺に改めて触れられたのが嬉しかったですね。あえてこう言おう、完結おめ!