絵「は」すげーマジですげー

 いやさ、前々から思ってたんだけどハルノクニの絵見てると妙に央がオーヴァーラップすんのよ。いやもうそれこそ超初期、ライジングインパクト一桁とかその頃なんだけどね。4猫はギリシャ語で1234らしいですが、少年漫画らしく正々堂々とタイマンしては死亡。アホかと。自作自演テロ国家の操る機構とは思えませんですな。とか言っちゃってもまぁ仕方がないのだが、とりあえず俺は奴らの色に量産型エヴァがかぶりましたよ。

 あとは、そうですね。周辺の声に負けてついに買ってしまったオノ・ナツメ。買ったら負けだと思ってたんだが、うん負けた。悔しいぐらい上手い。ってあれ、リストランテパラディーソもオノなの? ギャース。あてられてしまいました。あともう一つ武富健治鈴木先生」。明らかにフィクションチックな、しかし異様に肉感のある鈴木先生が体当たりでぶつかる学校の諸問題。これとハクバノ王子様とを並べて交互に読めばとってもいやな気分に浸れること請け合いですが、まぁそれにしたって久々に物凄く引き込まれる漫画でございました。くっは、才能ってすごいね。

 漫画漫画。えーと死神監察官雷堂もおもろかった。けど絵柄がとかじゃなくて問題への取り組み方とかがさらっとしちゃってる感は否めないでございますね。鈴木先生のえらいくらいねちっこい描写をたっぷり浴びてしまうと、やっぱりもっとねちゃっとした読み応えの警察ドラマを見てみたくなる。贅沢な話です。

 度し難い人間の情念。まーこの辺を少年漫画に求めちゃいけないんですが……しかしレベルEとかも昔許容されてたわけだし……うーんうーん。ぶっちゃけネウロも好きだけどさらっとしてるからね。行動がフリーキーで、そこを鑑賞する楽しさはあるのだがねちゃっとした質感には届かないとか、そんな感じ。さらっとしてるけど読後感が異常にねちゃっと絡みつくのはテレプシコーラですが! あれは純粋に単行本のみでしか追ってないからネタバレとか聞いてもう今からドキワクしまくっている。やーべー! 確かにさ、六花に必要なのは何らかの心理的欠損だって思わせるような展開ではあった。それがまさかそういう形とはね……! いや、ベテランであってもなおトンガってるね山内は! 萌え。

 あべーユリア100式ブックオフに放り出すの忘れてた。面白いけど手元において堪能したい漫画じゃないことに購入後気付いた愚か者の日記。ていうかマザー3そろそろ始めよっかな……

 異様に取りとめもないですね。察してくれ


以下追記。

 はてなをふらふらしていたら「可愛さは異常」と言うキーワードにぶち当たりました。その意味のわからなさ具合が異常であったゆえに思わず思わずキーワード解説に飛んでしまった佐藤が発見したのは「クールなツンデレをプレイヤーたちに思わせておきながら実はとても可愛らしいというギャップ」でした。……えーと、クールなツンデレ? うん、まぁOK、けどデレが入るんならその時点で可愛らしいというのは成立しないのかい? いや正直こう書き出してみて概念自体はなんとなく理解できなくもなくなりはしたんですが、それにしたってこの文字列はあまりにもひどい。単語が一人歩きして形骸化した概念となっている様子が伺えます。

 いやさ……このブログも「ツンギレ」とかけったいな名前でやってるけどさ……みんなさ、あんま言葉をないがしろにしまくんないで下さいよ。見ててつらいよ。口にする一字一句がまるで何らかのセリフの棒読みにしか聞えない女子高生たちとレベル一緒ですよそれじゃ。概念化された言葉自体が悪いとは言わない、けどもうちょっと自分の言葉を捜してくれ。お前らを見るたび「あーそりゃ日本終わるわ」って思っちまう。

 考えるのはつらい、だから世の中には「思考停止」が蔓延り、そしてその呪いに俺が染まらずにいられているかってとそうとも言い切れず。けど、だからこそ世の中にもう少し「考える」の風潮が充満してくれれば。空しい願いとわかりつつも、そう願わずにおれない。