卑怯な漫画を読んだ

大井昌和あいこでしょ!」。

幼子との恋愛を描くという、まぁテーマ的にはありがちな漫画なのだが、ありがちゆえに終盤の畳み掛けっぷりが、結構骨の髄にまで来た。いやー、卑怯だよなー死とか別離とか再会って。おっさんぶっちゃけちょっと涙しちゃったよ。定型的だが、定型的であるがゆえに安定した感動をもたらしてくれた。そんな漫画でした。あとヒロインが18とかその位になってからようやく二人の仲が進展するとか、そんな感じの流れなのにも安心した。いやさ、正直作中で主人公がヒロイン(幼稚園児)にときめくシーンとか読んでて「は? あほじゃね?」の嵐だったもんな。

あとよつばと! も買いましたよ。いや、改めて思うがあずまきよひこは超絶級の天才だわ。どうでもいいが幼女を扱う漫画二作品を同じ日に買うと色々微妙な気分になりますね。ロリならロリでいいけどねー、結局人間の出会いなんざどのタイミングで起こるかわっかんねえ訳で、そいつが世間一般でロリと呼ばれるものだった、なんてのは、まぁたぶん珍しいことでもないんだろう。

今の仕事があと三日。そいつが終わったらドンだけオタッキーな生活してやろうかと考えるんだが、けどたぶんしばらくは駄目だな。ここ数年でものっそく気力をすり潰されたのを感じる。こいつをどうにかして取り戻さないと。