In the jail, John said

“このきょくができるまで”

 ラッパに吹かせてるイントロがふと頭によぎったので書き留めました。雰囲気をつけるためにドラム敷いてみました。あら面白そう。適当にラッパの続きを考えます。こんな感じかしら、で歌メロにつなげます。最初に敷いたドラムの雰囲気的になんとなくマーチングな感じ。それっぽい歌メロをつけましょう。しかし16分ラッシュって……これ日本語で歌うとしたらものすっげ超絶舌回し要求されね? ん、たぶん英詞にしないととんでもないことになりますね(←まちがいそのいち)

 さて雛形が出来ましたよ。とりあえず仮タイトルつけましょうかね。なんとなく不穏なマーチングになりましたね。んー、じゃとりあえず曲名を、そうですね、「鬼神降誕楽」にしときましょうか(←まちがいそのに)

 どうせ作るならいろんなことに挑戦したいですね。変拍子とか。と言うわけで12/8拍子115BPMの曲間に4/4拍子150BPMのインタールードぶっこみましょう。お、なんかリフが頑張ってますね。ここにピアノなんか載せちゃってみて? おおおおお、いいんじゃね? そしたらここの部分の後半にちょっと歌も交えちゃったりしたら面白いんじゃね?(←まちがいそのさん)

 まとめ。1:英詞、2:やばげタイトル、3:幕間に歌メロ。

 一通り完成したので歌詞組みに入ります。パソコンに向っての第一声。「こんなメロで歌えるかボケ。死ねるわ」。自分で作ったくせにこの仕打ち。そして仮タイトルを眺め「どーせならその手の歌詞にしとこっかなー」と考えてたら、しょっぱなの部分で思いついた単語が hate you all でした。――この瞬間いわゆるふぁっきんおーるな曲と化し、かつ新しい歌メロもうまく思い浮かばなかったのでデスの方向に走ってしまったのです!

 で途中苦しみながらも何とか2コーラス分歌詞を打ち終えます。そしたらあーた、もう歌詞組み力尽きちゃってね。幕間の言葉とか何にも浮かんでこねえの。ちょお空っけつ。そしたら悪魔がささやいたよ、「語らせちゃったらどうだい……?」って。だので面白そうな語り言葉ないかなーと思って探し始めます。ところで歌詞組んでる途中で「せっかくだから七つの大罪歌詞に織り込んじゃえ!」とかやりだしたおかげでますます楽しい方向に歌が向かってったんですが(←ここにもまちがい)、そこまでやってみるともはやどこまでもハッタリを利かせたくなり。我が家に置いてある新約聖書ヨハネ黙示録4−11からまるっと一文を引っ張ってきます。これがね……もう全てを決めた感がある。鬼神降誕楽、改め

  In the jail, John said
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「獄中のヨハネ語る」です。ま歌詞の内容はそれっぽい単語を手当たり次第ぶっこんだおかげで実のまるでない中二病全開な代物になりはしたんですが、とりあえず今回はそれっぽい単語をそれっぽく歌う(叫ぶ)のが目的にいつの間にか変わってやがったんでノー問題です。

 アレだね、こんな中途半端なエセデス作るんだったら一回ピュアなデス/スラッシュ作ってみたいとも思う。これはこれで気に入ってるし、実に愉快なくらい俺の趣向でてると思うからいいんだけれども。ま、何するにせよ全てはコミケ後。何もやってねえ。でももうそろそろ締め切りやべえ。ヒャッホイ!

 ところで今までヴォーカルは一発取り方式でやってたんですが、波形編集ソフト手に入れちゃったんでついに細切れ録音の編集方式に切り替えました。ヴォーカルトラックだけで102ファイル。没トラック含めればもっと。こいつらを取捨選択して、いくつかは一緒くたに纏めて、で出来上がったのが上記mp3です。途中の語りには先日手に入れたみくみくにもちょっとだけご協力願いました。もうね、何と言うか……楽しいけどきついね、この作業。っつかここまでやっちゃうともうちょっと音質についても考えたくなっちまう気がする。うん、気がするだけ。

 あーーーー、つまり、こいつつくんのに夢中だったからまだサンデー読めてねえって話。